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30過ぎたら色味より艶

こんにちは。

 

麻布の優しいドS美容師、Manoukian の大塚です。

 

僕は自分でいうのもあれですが、かなり優しいと思います。しかしドSです。

 

今回は、大人の女性の悩みの一つである、髪の毛の「」について。

 

ここでは、大人の女性の定義を、30歳以上とします。

 

多くの女性が、ヘアカラーを定期的にしていると思いますが、ほとんどの女性が、ダメージについて悩んでいます。

 

悩むまでいかなくても、気にはしていますよね?

 

「ダメージ、気になるけど、染めないと。。。」

 

おっしゃる通りです。

 

色は抜けるし、プリンになるし、30歳すぎると、白髪を気にするかたも増え始めます。

 

お肌と同じで、30歳を過ぎたら、髪質も変化していきます。当然悪い方に。

 

簡単にいうと、艶がなくなり、細く、ダメージしやすく、乾燥しやすくなっていきます。

 

20代の頃とは、明らかに違います。

 

くせ毛になるかたもいらっしゃいます。

 

ケアの仕方など、たくさん伝えたいことがたくさんありますが、カットもケア方法も、そしてカラーリングも、今までと同じではダメだということです。

 

今回はカラーのお話。

 

まず大切なカラー剤の種類。

 

大きく6種類あります。

 

酸化染料(ファッションカラー、白髪染め)、酸性染料、脱染剤、直接染料、天然染毛料(ヘナ)

 

その中でも、メーカーによって多種多様です。

 

同じメーカーの中でもブランドの違いがあります。

 

ブランドの違いはかなり大きいです。使う目的が違うからです。

 

天然染毛料のヘナは一見良さそうですが、僕はヘナは嫌いです。

カラーチェンジができなくなるし、明るくできないし、ちゃんと染まらず白髪の部分がオレンジっぽくなって変だからです。使い勝手も悪い。

 

そして直接染料もほとんど使いません。僕のお客様にはそのニーズがないから。

 

この6種類、目的によって使い分けますが、多くのかたが、そのニーズのために酸化染料を使われています。

 

間違ってはいないけど、100点ではない。

 

僕は100点、いや、120点を取り続けたいので、上記ヘナと直接染料を除いた4種類、これらの長所を最大限に生かし、ダメージレスでいかにデザイン性を高く仕上げるか。

 

特に重要なのは、どのメーカーの酸化染料を選ぶか。

そして酸性染料と脱染剤をうまく使いこなすか。

 

以前、長年カラーデザインの教育担当や、外部講師をしていましたから、商品、成分、各メーカーの特徴にちょっと詳しいです。裏話も聞いてます。(どや)

 

30歳過ぎて艶がなくなり始めた女性には、艶と透明感が蘇るようなカラーを提案します。

 

なぜか、若々しく見えるから

 

そしてダメージレス!!!

 

(ここまでできて初めてヘアケアの話になるんですよ!

美容院のカラーリングでボロボロになってたら話にならない。)

 

 

 

そして毎回120点を取り続けるには、次回の来店時の状態をシュミレーションできなければなりません。

 

つまり、色が抜けた状態のこと。逆を言えば、ある程度抜けていて欲しい。

 

 

 

自分で家で染めちゃうのもできればやらないで欲しいです。

 

ムラになるし、ダメージするし、何より残留色素が厄介なんですよ。

 

ホームカラーや、カラートリートメントについてはまた別の機会に。

 

 

 

いつも応援ありがとうございます(^^)